原油急落!増配発表のINPEXは配当利回り向上中!?

石油プラント 投資
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増配ニュース

2021年8月10日INPEX (1605)は、2021年12月期の予想配当を修正し、中間配当が「20円」、期末配当が「20円」、合計の年間配当額は「1株あたり40円」とすると発表しました。

年間配当額の前回予想は「1株あたり33円」だったので、前回予想から「7円」の増配となっています。

ゴリラ
ゴリラ

前回はリスキーだけど配当+優待がある銘柄として紹介しました!

INPEXについてはこちら

株価

INPEX 株価 チャート
株価
  • 2021年8月22日終値 749円
  • PER:6.43倍
  • PBR:0.37倍
  • 年初来高値:897円
  • 年初来安値:539円

配当

前回掲載時から株価は若干上昇していますが、それ以上に配当金の増額が大きく、利回りが大幅に向上しています。

5%を超える配当利回りと株主優待でのクオカードがあるので、配当や優待狙いの個人投資家の興味を引きそうな水準です。

ゴリラ
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お得感向上してて買いたくなるレベル!

配当利回り
  • 一株配当:27→40円
  • 税引き前配当利回り:5.49%(前回記事2021年4月8日時点は3.7%
  • 配当性向:34.36%(予想)
  • 配当落ち日:6月29日 12月29日

優待

株主優待
  • 400株以上、1年以上保有でクオカード1000円分、2年以上保有で2000円、3年以上保有で3000円分にアップ
  • 800株以上、1年以上保有でクオカードで2000円分、2年以上保有で3000円、3年以上保有で5000円分にアップ
ゴリラ
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長期でゴリゴリに握りしめていたい!

なんだけど、原油価格の振れ幅大きくて業績不安定な業種でもあるね

リスク

INPEXの事業内容は、「石油・天然ガス、その他の鉱物資源の調査、探鉱、開発、生産、販売及び同事業に付帯関連する事業、それらを行う企業に対する投融資」です。

石油・天然ガス開発が事業なので原油価格に経営状況が大きく左右される企業です。

また昨今流行りのESG投資と対極にある銘柄の為、外国人投資家によって嫌気され買われづらいという特徴もあります。

2018~2022年までの中期計画は原油価格:1バレル50~70ドルで想定為替:1ドル110円程度

上記を前提としているので、この水準から価格が乖離すると業績が大きくブレる可能性があります。

当期純利益に与える影響(センシティビティ)は、

想定レート

原油価格1ドル上昇で+80億円1ドル下落で-80億円

為替レート1米ドル1円上昇(円安)で+20億円1円下落(円高)で-20億円

1バレル50ドルが継続する場合での安定した経営維持を目標に掲げているため、裏を返すと50バレル割れが長期間続くと深刻なダメージを負うことがわかります。

現在(21年8月29日現在)はWTI原油先物価格は68ドル付近で推移していますが、コロナ禍では50ドル割れる場面もあったので、デルタ株感染拡大での原油需要下落に警戒が必要です。

また過去のFRBによるテーパリングの際は原油価格は下落していますので、金融緩和縮小開始前の今から石油関連の投資を始めるのはリスクが高いことは注意が必要です。

まとめ

  • 今回7円増配発表で年間1株配当「40円」
  • 配当利回りは向上し5%台突入
  • 400株以上1年以上保有で株主優待クオカードあり
  • 優待は保有年数でグレードアップ
  • 反ESG投資銘柄の為大口外国人投資家に買われづらい
  • 原油価格に業績を大きく左右される為、地政学リスク等に常にさらされる
  • 過去のテーパリング開始時は原油価格は下落している

前回以上に増配により配当利回りが向上し投資妙味が増したINPEXですが、逆に言うとここまで利回り向上していても株価は横ばいで新たな資金が入ってこないということでもあります。

コロナショック時は株価500円割れもしているので、長期でゆっくり買い増し配当と優待を楽しむ余裕のある方は選択肢に入るでしょう。

もちろん含み損もご一緒に楽しむことができると思われます!含み損は友達!怖くないよ!

それではまた次回!

byかいゆー

前回の記事はこちら

高配当好きはこちら

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2021年8月10日INPEX (1605)は、2021年12月期の予想配当を修正し、中間配当が「20円」、期末配当が「20円」、合計の年間配当額は「1株あたり40円」とすると発表しました。

年間配当額の前回予想は「1株あたり33円」だったので、前回予想から「7円」の増配となっています。

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株価
  • 2021年8月22日終値 749円
  • PER:6.43倍
  • PBR:0.37倍
  • 年初来高値:897円
  • 年初来安値:539円

配当

前回掲載時から株価は若干上昇していますが、それ以上に配当金の増額が大きく、利回りが大幅に向上しています。

5%を超える配当利回りと株主優待でのクオカードがあるので、配当や優待狙いの個人投資家の興味を引きそうな水準です。

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配当利回り
  • 一株配当:27→40円
  • 税引き前配当利回り:5.49%(前回記事2021年4月8日時点は3.7%
  • 配当性向:34.36%(予想)
  • 配当落ち日:6月29日 12月29日

優待

株主優待
  • 400株以上、1年以上保有でクオカード1000円分、2年以上保有で2000円、3年以上保有で3000円分にアップ
  • 800株以上、1年以上保有でクオカードで2000円分、2年以上保有で3000円、3年以上保有で5000円分にアップ
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INPEXの事業内容は、「石油・天然ガス、その他の鉱物資源の調査、探鉱、開発、生産、販売及び同事業に付帯関連する事業、それらを行う企業に対する投融資」です。

石油・天然ガス開発が事業なので原油価格に経営状況が大きく左右される企業です。

また昨今流行りのESG投資と対極にある銘柄の為、外国人投資家によって嫌気され買われづらいという特徴もあります。

2018~2022年までの中期計画は原油価格:1バレル50~70ドルで想定為替:1ドル110円程度

上記を前提としているので、この水準から価格が乖離すると業績が大きくブレる可能性があります。

当期純利益に与える影響(センシティビティ)は、

想定レート

原油価格1ドル上昇で+80億円1ドル下落で-80億円

為替レート1米ドル1円上昇(円安)で+20億円1円下落(円高)で-20億円

1バレル50ドルが継続する場合での安定した経営維持を目標に掲げているため、裏を返すと50バレル割れが長期間続くと深刻なダメージを負うことがわかります。

現在(21年8月29日現在)はWTI原油先物価格は68ドル付近で推移していますが、コロナ禍では50ドル割れる場面もあったので、デルタ株感染拡大での原油需要下落に警戒が必要です。

また過去のFRBによるテーパリングの際は原油価格は下落していますので、金融緩和縮小開始前の今から石油関連の投資を始めるのはリスクが高いことは注意が必要です。

まとめ

  • 今回7円増配発表で年間1株配当「40円」
  • 配当利回りは向上し5%台突入
  • 400株以上1年以上保有で株主優待クオカードあり
  • 優待は保有年数でグレードアップ
  • 反ESG投資銘柄の為大口外国人投資家に買われづらい
  • 原油価格に業績を大きく左右される為、地政学リスク等に常にさらされる
  • 過去のテーパリング開始時は原油価格は下落している

前回以上に増配により配当利回りが向上し投資妙味が増したINPEXですが、逆に言うとここまで利回り向上していても株価は横ばいで新たな資金が入ってこないということでもあります。

コロナショック時は株価500円割れもしているので、長期でゆっくり買い増し配当と優待を楽しむ余裕のある方は選択肢に入るでしょう。

もちろん含み損もご一緒に楽しむことができると思われます!含み損は友達!怖くないよ!

それではまた次回!

byかいゆー

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