
実際に口座開設をしてみよう!
前回口座開設するなら手数料が格安のネット証券がおススメという解説をしました。
では口座開設するならどの証券会社がいいのか大手ネット証券会社を比較して選んでみましょう!
購入までの作業一覧
- 証券口座を選ぶ
- 証券口座開設申し込み
- 証券口座開設完了
- 証券口座に投資用資金投入
- 商品を選んで買う
証券口座を選ぶ
大手ネット証券一覧
税込み手数料(100万円以下) |
投資情報サポート | 初心者おすすめ度 | 特徴 | |
535円 | ◎ | ◎ |
〇:ネット証券最大手 〇:IPO銘柄取得多数 |
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535円 | ◎ | ◎ |
〇:高機能取引ツール 〇:投信購入に楽天ポイントが使える&貯まる |
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1100円 ※50万以下は0円 |
〇 | △ |
〇:信用取引手数料が1日50万円以下無料 ×:取引価格が上がると手数料割高 |
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479円 | △ | △ |
〇:FXやCFD取引充実 ×:上記が初心者向きの取引ではない |
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1100円 ※約定代金の0.11% |
〇 | 〇 | 〇:投資信託残高に応じてポイントが貯まりdポイント等交換可 | |
374円 | 〇 | 〇 |
〇:手数料の1%が株ポイントとして現金化できる 〇:手数料が最安圏 |
初心者におすすめは取り扱い商品と投資情報、トレードツールが豊富な二大巨塔のSBI証券か楽天証券が良いでしょう。
特に楽天証券は楽天市場や銀行、カードと連携してポイントを活用できるのが人気です。
また最近拡大中で手数料最安値圏のDMM.com証券も魅力的ですね。
それ以外の証券も各自の強みがあるので、投資に慣れてきてから別の口座を開設して活用がおすすめです。
証券口座開設申し込み
ではお好みの証券口座を選び終わったら次は口座開設申し込みをしてみましょう。
今回はゴリラも愛用する楽天証券で開設の流れを見ていきます。
口座開設申し込み
- 楽天証券HPに入る
- 右上の口座開設をクリック(楽天会員かどうかで設定が変わります)
- 普段楽天市場を使っている方はそのまま会員情報を使用できます
- 初めての方は登録していきましょう
- メールアドレス送信画面からメール登録し送信
- 返信メールから登録手続きができます
本人確認書類提出
ここで口座開設の際に必要な本人確認の方法が選択できます。
スマホで確認or郵送で確認が選べます。
スマホで確認の場合(おすすめ)
スマホで本人確認書類と顔写真を撮影し送信→翌営業日以降ID発行
- マイナンバーカードを持っている場合は運転免許証でOK
- 持っていない場合は個人番号カードで提出がおすすめ
- マイナンバーカードや通知書が手元にない場合発行手続きに時間がかかる
- 1~2日で素早く手続きが進む
- スマホや運転免許証・個人番号カードがないとできない
必要なもの
- スマートフォン
- 運転免許証or個人番号カード
郵送で確認の場合
本人確認書類を郵送→5営業日程度で楽天からログインパスワード郵送
- 運転免許証や個人番号カードがない場合はこちら
- スマホ、免許証等がなくても手続きができる
- 郵送からログインパスワードの郵送まで5営業日程度かかるので実質1週間以上かかる
必要なもの
- 運転免許証や個人番号カード以外の本人確認書類のみ
本人情報入力
- 氏名住所等本人情報の入力
- スマホのみパスワード設定
- 納税方法選択は初心者は必ず特定口座(源泉徴収あり)を選ぶ
- 入力完了後はその他サービスの手続き設定
- 楽天証券の本人確認と審査完了を待つ
※特定口座(源泉徴収あり)以外の口座を開くと確定申告が必要となりますので注意!
特定口座(源泉徴収あり)なら楽天証券が株式取引の税金計算をして、自動的に投資家の代わりに納税してくれます。
その他のサービス開設設定をする
NISA口座
その他のサービス設定で必ずNISA口座開設をしましょう!
NISA口座とは投資で出た利益に対して税金が発生しないお得口座なのです。
通常、株式投資で出た利益には20.315%の税金がかかります。
しかしNISA口座で買った株や投資信託の利益は非課税となり税金が取られませんので効率的にお金を増やしていけます。
また各口座には買い付け限度額があり、
- NISA口座は年間120万円まで非課税、すべての個別株や投資信託を買える
- 積み立てNISA口座は年間40万円まで非課税、一部の投資信託のみ買える
年間で投資に使える資金が40万円以上あり個別株を買いたい方は、限度額120万円までのNISA口座がおすすめ。
40万円以下の方は投資信託のみ(個別株は買えない)の限度額40万円までの積み立てNISA口座がおすすめです。
詳しい解説はこちらからどうぞ。
iDeCo(個人型確定拠出年金)
節税&非課税になるため是非使いたい!
しかしNISAよりも複雑なため今回はスルーしてもOK
楽天証券で開設する場合は楽天銀行&楽天カード
楽天証券と提携入金サービスを持っていない方は楽天銀行も開設しておきましょう。
楽天カードを持っていると効率的に楽天ポイントを使う&貯めることも可能になります
ログインIDの受け取り
審査完了後、スマホにはメールで、郵送の場合は郵送でログインIDが送られてきます。
ログインIDは変更不可のため要保管
初期設定(マイナンバー登録)
- ログインID取得完了したら再び楽天証券HPに入り、画面右上のログインを押す
- IDとパスワード登録をする
- 初期設定で暗証番号、勤務先情報等入力する
- 本人確認書類で個人番号カードを提出していない場合マイナンバー登録する
以上おつかれさまでした。
これで口座開設完了です。
今回は楽天証券で開設手順説明しましたが基本的にはどの証券口座も流れは同じです。
あとはここに投資資金を入金すれば株や投資信託を買うことができます。
証券口座に投資用資金投入
口座にログインできるようになったら後は株を買うだけ!
まず株を買うためには証券口座にあなたのお財布からお金を入れなければいけません。
証券口座に入金する方法は3つあります。
- マネーブリッジらくらく入金
- インターネットバンキング
- 通常振り込み入金
マネーブリッジらくらく入金
楽天銀行口座をお持ちの方、または同時開設した場合、楽天証券と提携設定することで
楽天銀行口座の預金から楽天証券口座へ手数料無料で即入金が可能になります。
これにより自宅で取引しながら入金もできるようになります。
リアルタイム入金(インターネットバンキング)
楽天証券と提携する各銀行のネットバンキングから入金できます。
楽天銀行以外で使用している下記の口座がある場合手数料無料で即入金が可能になります。
- 楽天銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行
- ジャパンネット銀行
- セブン銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 関西みらい銀行
- 住信SBIネット銀行
- イオン銀行
- 広島銀行
通常振り込み入金
らくらく入金、リアルタイム入金を使用しない場合は、通常振り込みで楽天証券に振り込みすることになります。
使用する各金融機関の振り込み手数料を支払い、営業日の9~15時の間に入金が反映されます。
有料&遅い&手間がかかるのでなるべく避けたい方法です。
商品を選んで買う
自分の投資計画に基づいた資産を買いましょう!
個別株や投資信託おすすめは各記事で紹介していきます。
準備完了これであなたは個人投資家となりました!!
実はここまで完了したあなたはもう立派な個人投資家です。
後は商品を選んで購入をするだけで株式投資ができるからです。
この状態までくればあとは資産額の違いのみですべての人が等しく投資家です。
いままで自分とは無縁だった投資家という存在は、案外簡単になれるものだったはずです。
これからは自分の稼いで貯めた大事なお金を、銀行が守ってくれない世界が広がります。
安易な気持ちで適当な投資商品を買うと瞬く間に資産はなくなるでしょう。
しかし、それは同時に無限のチャンスが広がっていることを意味します。
買った株が値上がりすれば、購入金額の10倍~100倍になり資産が大きく増える可能性もあります。
また株式市場の拡大の歴史に習い、手堅い資産をコツコツ買い続け徐々に資産を拡大していくということも可能です。
ハイリスクハイリターンな投資をイメージしがちですが一攫千金を狙うのではなく、効率的な資産形成を学ぶ、人生のツールの一つとして投資をしていくことをご提案いたします。
ゴリラも右も左もわからないまったくのド素人でわからないことだらけでしたが、投資を学んでからそれに付随する経済の流れ、企業分析、など知識が増え人生(ゴリラ生?)が好転してきました。
この投資初心者向け記事は、投資がわからなかった頃の自分に向けて書いています。
まずは具体的にどんなことをすればスタートラインに立てるかを順番に解説させていただきました。
これからは個別株や投資信託の紹介、投資手法、投資本紹介等していきます。
この記事が少しでも投資未経験の方々の投資の理解や興味を持つきっかけになれば、ゴリラがドラミングして喜びます!
byかいゆー
次回は必ず使いたいNISAについて
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